2011年5月26日木曜日

レトロ/プロトの裏話(1)〜MC-2 INSERT(1998年)

ベティナルディコレクターの中には一品ものばかりを集めている方がいらっしゃいます。
特にプロトタイプを集めるみなさんがいちばん知りたがるのが、メーカーがそのパターをどのような意図で開発し、どのような理由の元に販売が見送られたのか、といった裏話。

ということで、本日からハニカムコレクタードットコムの〈レトロ・プロトパター〉に出品されたパターにまつわるバックストーリーをひとつずつ披露していきます。
第1回目は1998年削り出しの『MC-2 INSERT』。

ベティナルディが国内通算8度の優勝を数えることになるMC-2の初代モデルです。
芹澤信雄プロモデルとしてデザインされた初代モデルは、ボディ幅が狭くサイトラインもありませんでしたが、何故かこのヘッドだけはサイトラインが入っています。
2代目はラインが入っていますから、おそらくこのヘッドをもとにしたのでしょう。
ヘッド重量も333gと軽めでソールアングルも0度のため、やや「掴まり顔」ではありますが、何ともいえぬレトロ感がある名器です。
初代タイプでは宮本勝昌プロが1勝、宮瀬博文プロが5勝を挙げています。
MC-2 INSERT

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